|
|
|
常想
|
作詞 理絵 |
|
霞んでいく寒さ
何もかもが また生まれていく桜月
この瞬間がずっと永遠な気がして
指先に咲き零れた花一片(ひとひら)
愛(かな)しさは
永遠なるものではなく
生まれては霞んで消える
決して完全に咲き誇るものでもなくて
ただ ただ
隙間埋めてくれる花びらを待ち続けている
サクラ サクサク
儚く咲いては雨になる
ポロリ ホロホロ
君が涙を流さぬように
桜花は桜雨景色になります
サクラ サクサク
君にも見せたい,けど
此処には居なくて
ポロリ ホロホロ
もう褪せてしまった
涙では 灰色にしか染まらず
夢にまで見た 桜色の道
巡り巡る香り 微かに温かい
止(とど)められない想いが
涙に変わり
桜花と共に散っていく
いつか いつか結ばれようと
桜結びを指先にひとつ
サクラ サクサク
儚く咲いては雨になる
ポロリ ホロホロ
君が涙を流さぬように
桜花は桜雨景色になります
サクラ サクサク
君にも見せたい,けど
此処には居なくて
ポロリ ホロホロ
桜花は哀艶
夢にまで見ていた 桜道
隙間埋めてくれる桜花に逢えるよう
二本の桜木育ててゆく
永遠の愛しさがなくても
永遠の命(ゆめ)がなくても
一瞬だけ強く願います
一瞬の満開に出逢うために
|
|
|