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交わし違いの血漿
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作詞 哭 |
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交錯仕立てのこの町で
君が哀しげの顔を隠してここに来た
大分前、2年前のあの日
錯視に魅せられていたのは誰だったのでしょう
寂しげな君はずっと一人だった
猫に掻き切られた小鳥のような君はまだ1人でいたいのだと
初めから言ってしまえばよかったのに・・
小鳥の君はとても強いんだ
鳴かない小鳥は
憂いの傷を背負って生きてきたらしい
哀の涙は枯れ
癒えることのない束縛の心
君を憂うと同時に少し羨ましいのは何故だろう。
君はとても強い
もう泣いてもどうにもならないことを知っているから
ここにいるのは嘘の君?
よく笑うのは気まぐれの面
それでも君が笑うのならと、
笑い、笑い、少し傷つき、笑い、苦。
本当の自分は君に笑いかけていないらしい
嘘なのはお互い様
気付いてしまったから
交わし合う言葉が痛い
優しい言葉のはずのいつもが苦しい
交わし間違えたらしい
君はある時から「浮気」をしたんだ。
酷く酷くとカッターナイフのように
それを抑えようとした自分がどれだけ悲しんだか
その時からだろうか・・
君が少しキライになったんだ
笑いかけたり、目を叛けたり
君の中で 持て余し遊ぶ人形になっていく
自分が至大に分からなくなっていくのに
君は他で笑ってる。
もう・・これ以上。
終止符を打とう
君は悲しむ
なんでそんな顔をするの。
それは嘘の顔なのでしょう?
君には他に庇ってくれる人が出来たのなら・・
そちらだけを見るのなら
自分は必要のないのだと
さようなら嘘の小鳥さん
もう君は笑うんだろう、私をおいて。
裏切りはどちらでしょう・・・
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