|
|
|
名づけられなかった永遠
|
作詞 天愛羅 |
|
「どうすれば、あなたの傍に
ずっといられますか」
夜空にそう、問いかけた。
果てしなく続いていく この空に
終わりなんてあるのだろうか??
あたしにはけして見えない。
どこかにあるのかもしれない。
あなたとの「終わり」も
あたしには見えないけれど
どこかで待っているのかもしれないね。
そう、考えると
怖くて 苦しくて 仕方がない。
この世界に 永遠なんてないこと
どんなに夢見るあたしだって
ちゃんと判っています。
でもね
怖いんだ。 怖い・・・。
始まりがあるものには
必ず終わりがあるものだけれど
その運命はきっと
誰にも変えることのできないものだけれど
どうして??
こんなにも 想うのに
そう、願うのに。
永遠にあなたの傍にいることを 誓えないのだろう。
叶わない夢だと 知っているから??
ぅうん
神様がそう、決めたからだね。
「どうすれば、あなたの傍に
ずっといられますか」
誰も応えてくれない。
あたしにだって 判らない。
さだめはかえられるものではないけれど
ならば せめて
限られた時間の中で
あなたを精一杯愛していたい。
そう想うと 愛しくなる。
神様??
ねぇ、神様??
愛し合う二人に
「永遠」を名づけなかったのは
何故ですか??
こたえはまだ 判らないから
今はこう、考える。
あなたを精一杯
これ以上ないくらいに
愛するためだ、と。
|
|
|