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手
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作詞 紋白蝶 |
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手を伸ばせば届くはずだった
さよならの歌
風と共に
緑はきらきらと光っていた
風は腐臭を運んできたけど
生きていた
確かに生きていた
暖かいみそ汁
屋根のある家
光の灯る部屋
恐怖の無い所
誰かが間違った
彼らは無意味に虐殺された
井戸水には毒
食料を独占
ペットの肉
生きる価値
間違った誰かは気付かなかった
彼らも人間だということを
青い空
白い雲
育つ緑
流れる水
感じる風
溢れる光
彼らは抵抗もしずに消えた
僕らの歴史から消えた
名も残さずに
手を伸ばせば届くはずだった
共に生きる道
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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