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血まみれのカッター
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作詞 麗理 |
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人を殺し 罪を犯した囚人に
自由が与えられる事が 許されない様に
自分を傷つけ 汚れてしまった 私にだって
自由なんか 与えられない
机の奥に 仕舞い込んだ 血まみれのカッターは
私の罪を 許してはくれなくて
手首を触る度 伝わる 古傷の痛みは
自由を 許してはくれない
あの時の私が もう少しだけ 強ければ
手首は綺麗な ままだったのに
あの時の私が もう少しだけ 強ければ
死ねる勇気を 持ってしまったかもしれない
弱いままで 良かったと
笑って自分を 許せたら
強くなるよと 誓う度
捨てようと思った 血まみれのカッターは
私が生きた事を 証明した
いつか
あの時の痛みを この
血まみれのカッターを 見て 思い出して
抱えきれない程の 辛さを 乗り越えられた と
いつの日か 自信に 変えられるまで
あの時より 辛い事は もう何も 無いんだ と
いつの日か 希望に 変えられるまで
もう少しだけ
我慢して もがき 苦しむと決めた
強くなるよと 誓う度
捨てようと思った 血まみれのカッターを
未だに捨てられないのは
全てを背負い 生きてゆくと 決めたから
世界中で 一番憎い 自分自身を
いつの日か 何もかもを 許して
いつの日か 心の底から 愛せたら
それが 強さなのだと 気付ける様に
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