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【MODERN TIMES】
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作詞 yuuki.n |
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09.クロスロード
蝉の声が遠ざかった さっきまでここで鳴いていたのに
気づかれないように そっと遠くへ 君は飛んでいったのだろう
夜が来るのが怖かった さっきまで空は晴れていたのに
無防備なそのうちに ふっと向こうへ 空は流れて消えてった
まるで出会いと別れみたいって君はいつも言っていたっけ
そんな日が僕らにもやがて訪れるのを悟っていたかのように
当たり前のように繋いでいたその手が いつか離れていく日がきたら
何も出来なくて立ちすくむのは 僕は嫌だってあがき続けるよ
この世界のように変わっていく命が いつか薄れていく時がきても
君をこの手から離さないように 僕はここでずっと君を抱いている
次のバスを待ち並んだ 行かないでと何度も言ったのに
見つからないように なるべく静かに 君は乗っていったのだろう
それが来るのが怖かった さっきまで君は笑っていたのに
柔らかなその頬は 優しかった声は 空へ流れて消えてった
これが出会いと別れだよねって僕は自分を言い聞かせる
そんな日を僕らにも無理に押し付けてくる神様を恨んで
当たり前のように描いていた理想の ページが突然破れていたら
全て受け入れて逃げまわるのは 僕は嫌だって泣きじゃくるだろう
当たり前のように呼んでいた名前を いつか呼べなくなる日がきても
君をこの世から離さないように 僕はここでずっと生きているから
まるで出会いと別れみたいって君はいつも言っていたから
これが出会いと別れだよねって僕は自分を言い聞かせる
そんな日を僕らに無理に押し付けたのは僕ら自身でも
当たり前のように繋いでいたその手が いつか離れていく日がきたら
何も出来なくて立ちすくむのは 僕は嫌だって泣きじゃくるだろう
当たり前のように呼んでいた名前を いつか呼べなくなる日がきても
君をこの手から離さないように 僕はここでずっと君を想っている
僕はここで今も生きているから
10.Ending
古い時計が恋の終わりを告げる
夢のような時間も鐘の音にかき消された
季節外れの雪が街を染めれば
君のくれた時間も元通りに戻るかな
足音が近づくにつれて 足跡は遠ざかる
僕なら相変わらずここで君を考えている
どれだけ悩んだって戻らない時間は
巻き戻しの出来ない再放送の映画みたいだ
無理矢理掴んだって届かないその手は
暖かさを忘れた出来損ないのロボットの手だ
わかっているよ
未来自体がとても曖昧だから
あまり強く信じるとどうせ痛い目にあうよ
悲劇みたいな声が街に響けば
君がそれに気付いて帰ってきてくれるかな
街並みは彩られてく 心ならかすれてく
時なら相変わらず今も動き続けていく
どれだけ欲しがったって手に入らないくせに
履き古したスニーカーで今日も追いかけているよ
無理矢理盗んだって満たされない日々は
君の指に恋したあの日からずっと変わらない
変わらないんだ
足音が近づくにつれて 足跡は遠ざかる
時なら相変わらず僕をせかし続けている
どれだけ欲しがったって手に入らないくせに
履き古したスニーカーで今日も追いかけているよ
無理矢理盗んだって満たされない日々は
君の指に恋したあの日からずっと変わらないまま
どれだけ悩んだって戻らない時間は
巻き戻しの出来ない再放送の映画みたいだ
無理矢理掴んだって届かないその手は
暖かさを忘れた出来損ないのロボットの手だ
わかっているよ わかっているよ
古い時計が恋の終わりを告げる
夢のような時間も鐘の音にかき消された・・・
11.Silence Movie
騒がしい季節が終わりを告げた
次の季節が始まっている気がしないよ
沈黙が聴こえるのは僕だけ 沈黙が聴こえたような気がしただけ
いつまでも見ていたかった海をなぜか思い出せない
僕は町外れの公園で煙草をふかしている
目覚めれば寒さに温度を奪われ
町を歩けば絡まっているマフラーを見る
孤独を感じたのは僕だけ 孤独が絡まっている気がしただけ
いつまでも見ていたかった君を今も思い出してる
僕は町外れの公園のベンチで寝そべってる
騒がしい季節が終わりを告げた
次の季節が始まっている気がしないよ
沈黙が聴こえるのは僕だけ 沈黙が聴こえたような気がしただけ
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