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ふわり、留まらない心、空、青く切ない
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作詞 RAi. |
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気づかないくらい、近くにいた
触れても遠く、抱き合っても冷たい
一本道、続く君の部屋への扉
深く閉ざして愛見つめる、今でも
言葉繋ぎ、空しい恋は終わり告げ
来ることのない春へ儚く散った
もどかしいまま進むこともできず
ただ時間だけが過ぎてゆく
壊れかけのハートのかけら、拾い集めて崩す
初めてもらったプレゼント、うさぎのぬいぐるみは外
チェーンに通されたリング2つ、迷いなくダストボックスへ
けじめという名の逃げしか出来ない、変わらない僕
笑うことを忘れたうさぎは、ただ涙を流すだけ
君にとってのアリスは、きっともういなくなった
埋まることのない心の空に続く穴、切なく
ただ考えもせず書き綴る日々、明日も見たくない
優しく残酷な夢の後は、人魚姫と泡へ還る
ふわりとゆれた自然な髪色、見慣れないゆるふわパーマ
振り返ることなく僕を追いかけない君、少しだけ憎い
きっと今頃泣いているだろうなんて、わかっててもなにもしない
いつかそこが君の場所じゃなくなる日は、来るのだろうか
毎日考えるけれど、当たり前に答え出ず
綺麗な秋晴れの空、冷たい空気、寄り添いたかった
「愛してる」と一度でも言えたなら、今君はここにいた?
言葉足らずな僕はいつだって、君を不安にさせたね
黙って手渡したクローバーの双葉、嬉しそうな笑顔、忘れない
今頃になって気づいたけれど、それはただの繋がり
気持ちが浮いてどこかに行きそうな自分を留めるための、罠
終わった恋は多かったのに、なぜだか君だけがまだ
僕の心の一番奥で、悲しそうに笑うんだ
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