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夕暮れの時計台
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作詞 トモ |
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夕暮れ 時計台 少し遅刻の君が小走りでやって来た
雨なんか降らないって言ったのに
ちゃっかり 傘なんか持ってきて
君の手意識した 僕の左手
君に合わせて ただ揺れるだけで
雨が降ったら 相合傘なんだろうな 一人にやける
そうさ ただ一緒に居れるだけで良かったんだ
そうさ ただ隣に立っていられれば良かった
君に出会って 何か変わって
そうさ ただ一緒に居たい そう思った
降り出した雨 傘の下 僕が濡れない様にと君は半分濡れていて
だいぶ前から気付いていたけど
なぜだろう 何も言えなかった
君の目を意識した 僕の心臓
流れる涙 ただ見つめるだけで
雨なんじゃないか そんな考えすぐに 消え去る
そうさ ただ一緒に居れるだけで良かったんだ
そうさ ただ隣に立っていられれば良かった
君に出会って 何か変わって
そうさ ただ一緒に居たい そう思った
「運命」ならば また必ず出会う
でも僕らは「今」を生きていたんだ
また後で またいつか また明日 また会う日まで
「また」じゃない 僕らは「イマ」を生きてるんだ
そうさ ただ一緒に居れるだけで良かったんだ
そうさ ただ隣に立っていられれば良かった
君に出会って 何か変わって
そうさ ただ一緒に居たい そう思った
そうさ 僕らは「いつか」じゃない「イマ」の人
そうさ 求め過ぎていたんだ 与えもせずに
君もすぐに 過去になるだろう
そうさ 僕らは動いていくんだ 確実に
さあ 歩き始めるよ 準備はいいかい?
夕暮れ 時計台 少し遅れた君が来なくても
僕は 歩き出せるさ
僕らの時間は 進んでいるんだ 少しずつでも確実に
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