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恋しき じわわ
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作詞 polca cat. |
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くもが いま
私を通り越していった
はぐれ雲は私のよう
頬の冷たさに じわりとする
内側からの熱を感じる
あぁ生きてるんだ
家まで半分も届いてないのに
お風呂に入るときの
あのじわわを思い出す
長靴の中 つま先が疼く
世界が白く変わると
途端に静寂が包む
さびしくなって
サビしか知らない唄、口ずさむ
バサリ雪が落ちる
音に驚くのは私だけで
鳥もウサギも鹿も
みんなお家にいるのかしら
こんな日の夜はシチューだといいな
手袋の手に息吹きかけ
白い息が煙みたいに登ってく
見えない家の暖かさ
恋しさにひとり、またじわりとする
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