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白い世界
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作詞 polca cat. |
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真っ白な世界に幾つもの線
お化粧した木々に カラフルな人々
朝一番の澄んだ空気は
冷たささえ
おいしく感じる
リフトに乗り込む スリル
宙に浮く不思議 体に重力を感じる
小さな足跡の上に
板の雪 落として遊ぶ
降りるときは 呼吸を合わせましょう
思わずつないでしまう手
たどり着いた山頂に
眠気も飛んでいくね
見下ろす世界はただただ美しい
霧に君が少しかすむ
さぁいこうかの声が弾んでいる
凍ってる雪面に
エッジの効いた ターン
頼もしい背中に
あなたへの不満も許してしまいそう
昼になると 靴が煩わしい
まるで月面を歩くような 変な歩き方
お決まりのカレー頼んで
上着を脱げば
服までみんな宇宙飛行士ね
あの道が怖かったと笑い話して
今日は3割り増しで
あなたと笑いあえる
日常の煩わしさ 小さな悩み
ここではもうどうでもいい
心までも白く戻っていく
午後は慣れた体に
板はもう体の一部
あぁ帰りたくない
指先の冷たさを忘れてしまうほど
吹雪に君が見えない
ここにいるよの声は暖かい
メインゲンデは人々であふれ
でも見失わないその姿
頼もしい背中に
私ずっとついて行きたいんだ
嘘みたいに赤い夕日
今日は夜まですべろうか
思いっきり前にストックを突き刺し
また白い世界に紛れていく
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