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天秤
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作詞 polca cat. |
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声を潜め泣いた夜も
あなたが朝 おはようといってくれれば
からまった糸からほどかれる気がする
私が落ちれば
天秤は傾くけど
あなたは高くなった景色の出来事を
教えてくれる
どうしようもない孤独で
「わたしはひとりだ」と泣いた夜から
どうやってここまで歩いてきたんだろう
ひとりだと思ってたのは
だれにも本当の自分を見せなかったからだと
今なら分かるけれど
誰にでもイイ子でいようとすればするほど
自分には優しくなかったね
無意識の失言で
何度も何度も
大切なものを失って
それでもそんな私を
見捨てないひとが幾人か居たこと
かみさまに感謝する
だれとも会わず
閉じこもった日々
そこから何歩歩いてきただろう
新しい門出を泣いて喜んでくれる友ができるなんて
あの頃の私は思いもしないだろう
ぶつかりながら角を削って
今の私は、いびつなりに
感じのいい人になれただろうか?
天秤のあなたのほうが傾けば
私が見える世界を話そう
くだらなくても話そう。
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