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三角
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作詞 polca cat. |
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幾重に張り巡らされた ひっかけ
純粋さを濁す この形は三角
誰の目から見ても 矢印は向き合わない
諦め方を忘れた この恋 熱
誰かとささやく 唇の赤
まぶしく 優しく 怪しく 誘う
深夜のベッドで泣く僕の手を
握りしめたその手
込められた温度が
他の誰かと同じなら
この心にはぬるすぎて
終わり方を予感しながらも
絡まり合う運命の糸
愛に身を捧げた この愚かさを
笑うのは 鏡の向こうの僕か
わずかににじむ 甘い蜜を求め
今日も似合わないことをしている
あいつに向けた笑顔が
僕のより 可愛くたって
瞳の色が違ってみえたって
あの心が通った 夜が あるから
終わり方を予感しながらも
もがいてしまうのは執着か
愛にすがりついてしまう この愚かさを
笑うのは 鏡に写る君のほうか
わずかににじむ 唇の端の冷笑を
隠せたつもりなら 思い上がりだ
ドラマのような展開を
一発逆転のセリフを
頭の中でかき回す夜のむなしさを
君は知りやしない
踊らされる男たちは
不器用なステップを刻む
ひとつ上手くいけば
もうひとつが転ぶ
この関係性
足に絡む糸を 強く引きちぎり
あざやかな色を取り戻したい
忘れた頃に君は
僕を思い出すだろう
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