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ほころび
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作詞 坂下ゆめ |
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暮れかけた空 淡い光を浮かべて
紫色の雲が 夜のふちへと飛んでいく
アスファルトに伸びる2つの影は
過ぎ去った季節の続き 描いて
やわらかな風が 僕らの手をなでたから
ねぇ、手を繋ごうか 寂しくて抱え込んだ荷物を
放す時が 来たんじゃないかなぁ
ほころびにも似たこの想いが
君という日々をまとって
少しずつ大きくなっていく
たくさんの色と くすみと
輝きを重ねながら ほら
君の知ってる 幸せや悲しみを
きっと辿っても僕は 分かってなんかあげられない
今はただどんな暗い夜道でも
笑い合えるようにそっと 祈るだけ
やわらかい仕草や 髪もやさしい声も
僕の胸のはじっこ 冷えた場所をあたためてくれる
甘ったるくて 贅沢な時と共に
永遠が儚いだけじゃなくて
僕らという日々をまとって
愛の形に変わればいいね
たぶんそんな風に 信じて
孤独を分け合うんだろう ほら
ほころびにも似たこの想いが
君という日々をまとって
少しずつ大きくなっていく
たくさんの色と くすみと
輝きを重ねながら ほら
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