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誰も知らない季節
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作詞 創想屋 詩子 |
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天に向かって
叫ぶように願っても
神様は雲の上から
見ているだけ
孤独な夜に空を
見上げてみても
孤独な月が弱々しく
光っているだけ
街は光に彩られるのに
片隅の闇は暗くなる
子供達の枕元には
プレゼントがあるのに
君は覚めない夢を
見続けている
誰も知らない季節は
誰も知らないまま過ぎてく
僕は幸せな筈の場所で
寒さに凍える君を知らない
今年初めての雪が
天からの贈り物だとしても
僕は寒さに凍える君を
知ろうともしない
誰も知らない季節は
君を置き去りにして
淡い願いを閉じ込めたまま
街の中を通り過ぎていく
誰も知らない季節は
消えたあと誰かが気づく
僕は何も知らなかったまま
雪が積もる夜を
綺麗と眺めた
僕は幸せな筈の場所で
孤独に凍える君を
知らない
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