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音無き雨
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作詞 GHz |
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風と混じり合い 斜めに雨が降る
そっと 傘を取り出そうとする
鞄の中はほぼ空っぽ
びしょ濡れってどんな気分だろ
きっと嫌な気持ちではないだろ
激しく 僕の体濡らすのに
それでもこの雨は 音も立てず街を叩く
今日もバラバラな 僕らの気持ちを
少しでも近づけてよ
I wanna see your face...
土にくぼみを作って 少しでも存在の証を欲しがる
ならば 彼女の耳に届くように
雨宿りを求めるように降ってよ
頼って欲しいと思ってるよ
笑顔を作ったあげられればいいね
激しく 僕の体濡らすのに
白々しく雨は 音を持とうとしない
灰色に光る 滴り落ちた雫
長い裾が拾った
迎えに来たように...
鈍く光る橙の空を臨めば
明日はきっと晴れるだろうと思えて
そして僕らは陽の下で会えると
贈るべき言葉を考えているよ
この雨は 僕を濡らした
だけど 気持ちいいよ
激しく 僕の体濡らすのに
浅はかな悪知恵が 見え見えの微笑みを
黒い雲で作っているね
僕らは話し中
だから 音無き雨にゃ邪魔されないよ
明日また降るとしても 濡らせはしないよ
走って手を握りにゆけば
僕らは何にも 負ける気がしない
傘くらい買えるよ
君に届けよう...
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