|
|
|
自我像
|
作詞 MiA |
|
なぁ どうして僕の手足は動かないんだ
腐ってしまったわけじゃないだろ
なぁ どうして僕の頭は何も考えないんだ
昔はなんでもわかった筈なのに
僕は死ぬのを恐れていたんだ その運命から逃れようと必死だったんだ
だから誰かが僕の器を変えてしまったんだろう
昔の僕はどんな生き方をしていたんだ 誰か一人ぐらい知っているだろ
いつかそんな考えも消え失せて この窮屈な体が当たり前に思えてくるだろう
僕は何になったんだ 教えてくれよ誰でもいい
この運命から逃げやしない
お願いだから教えてくれ・・
今の僕はどんな生き方をすれば良い もしかしたら死ねないかもしれない
昔は死ぬのを恐れていた筈なのに 今じゃ生きていくことに恐れを抱いてるんだ
・・ある日この部屋に光が届いた 僕の眼にも明るい光が
そして自分の姿を知ってしまったんだ
目の前の鏡に映った自分の姿は 茶色い毛色のクマのぬいぐるみ
ボタンの眼を持つぬいぐるみだった
今の僕はこんな姿をしていたのか 知らないほうがよかったかもしれない
いつかそんな記憶も消え失せて 可愛い体と同化するんだろうな
ボタンの眼をした可愛いクマに・・・
・・・あれ 僕は何になったんだ?
|
|
|