|
|
|
白紙のラブレター
|
作詞 蟻蛾 心 |
|
ガキの頃からずっと一緒で 競い合って育ってきた
無駄に対抗心燃やして それなりに必死で生きてた
大人になっても変わらないと そう思って来た12年間
腐れ縁ってのは大事なもんだ 守っていきたい絆
お前は俺にとって かけがえのない親友
それと同時にライバル そして最愛の女性
追い抜いて 追い抜かれて 追い越して 追い越されて
延々続くと思ってた 気が付いたら一人で走ってた
どこで休んでいるんだ? どこから疲れてしまった?
振り向いてもお前はいなくて ずっと前の方を走ってた
夢を抱いたまっすぐな目で 明日にときめくお前
その夢の先に俺はいなくて 一人寂しく歩いてた
大人になってから手に入れた 俺の手元にゃ何もないや
それでも置いてかれたくなくて 全力で足を動かす
お前は俺にとって かけがえのない女性
俺はお前にとって どんな存在だったの?
追いかけて 見えなくなって 彷徨って 一人になって
探し続けているけど 気が付いたら迷子になってた
夢なんて持ってなくて 俺、なんか格好悪くて
見渡してもお前はいなくて 今頃どこを走ってる?
ネガティブな心で どこへ行こうとしてんのだ?
もう伝わらない声 そう決め付いてるだけか?
俺もとにかく走って 自分の明日を見つけて
そこへ向かって走って お前に伝えたい言葉
文字にして先に飛ばすよ
ありったけの想いを 手紙にした恋心を
紙飛行機にして飛ばして 逆方向に走り出した
今遅れたスタートを切って いつか並んで走って
躓いたって起き上がって 前だけ見て再スタート
飛ばされた紙飛行機が お前にもし届いた時
その時はお前に伝えるよ 俺の夢が叶った瞬間
見つけたよ自分だけの夢 白紙の手紙に込められた
「お前と違う道を 並んで走りたい」
|
|
|