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くろねこ
作詞 リンクス
満月の夜 独り
歩いていく ふらり
スラリとした体 闇に染め


いつからか 覚えていないけど
どこへ向かうのか 知らないけど
ずっと僕 歩き続けてる
歩くことを 疑問にすら思わずに

“黒猫 気味が悪い”そう何度 言われただろう
水たまりに映った顔は 酷く惨めだった


醜い顔 見ないで
この孤独 終わらせて
せめて月が 僕を照らす前に


日付なんて 知らないけど
多分 みんなが夕飯を食べる頃
ぐしゃぐしゃの雨に濡れた日
僕は 片目を失った

黒い服着た男の子“ムカつくんだよ”って僕を蹴った
きっと色々あったんだろう だってその子も濡れていたから


泣くように 歪んで
“ごめんね”と 謝られ
そっと僕を抱き上げた腕
あたたかかった


鈴が鳴る 僕の首
長い尻尾 誇り高く揺れる

タオルにくるまれて ゴロゴロ
孤独じゃなくなったの 今日この頃
片目の代わりに得られたモノ
愛してくれる ただひとりの人



満月の夜 ゆらり
体を起こす …ふらり

さようなら
さようなら

また会うために、出かけましょう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル くろねこ
公開日 2008/01/25
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント 飼い主に死に際を見せなかった猫は、またその人のところに帰ってこられるらしいです。ホントですかね…?
リンクスさんの情報













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