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ただ、言葉にできないだけ。
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作詞 リンクス |
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言いたいことは いつもノートの端々に
隙間なく埋め尽くされている
奇跡としか言いようのない幸せの中生まれ来た僕
口をつくのは不満ばかり
本当に言いたいことは「幸せ」の二文字
お芝居のクライマックスは きっとその言葉
終止符のようなこの扉は どこに繋いであるのだろう?
終わることを受け止められない
まだ子供でいたい
身勝手な願いを繰り返し 傷付けてきた
人を傷つけて胸が痛まぬなら
ずっと幼いままの僕でいられると思っていたよ
言いたいことは いつも心の端々に
溢れるくらい満ちている
言わなくても伝わってるなんて勘違いしてた
「生きている」なんて
いつ終わるかわからない奇跡だから
後悔するより
今 伝えよう
常識の標識に囚われ囲まれ 八方塞がりで
居場所を失くしていく
せめて邪魔にはならないように
精一杯気をつけて 下を向いている
大人になるってことは きっと
苦手なものを増やすことなんだ
臆病になっていくことなんだ
助けてもらうのも惨めだし
振り向いてもらえないのも寂しい
そう思うのは 僕だけなのかな
僕は天邪鬼で 良い所なんて見つからないけど
どうか 嫌わないで
生きるために 僕ら 生まれてきたから
生き抜くこと 後悔なんてしてない
生きると決めた日の あの透き通った空は
きっと 僕の心を
その蒼い光で 優しく照らしてくれる
言いたいことは ずっと隠してきた
いつも心の中だけで 唱え続けてきた言葉がある
この終わりと始まりのキーワード
いつか笑って言える日が来るさ
こんなにも臆病で 大人になった僕だから
自分の体 抱き締めてた腕で
今度は 誰かの腕を掴んであげたい
誰かの足元を 照らす光でありたい
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