|
|
|
記憶
|
作詞 ice |
|
松の木を揺らした海風
幼く大きかった瞳
まつ毛の先に触れた雨
気に入っていた赤い靴
忘れてしまう記憶に
いくつもの美しい絵があった
悲しければ泣いた
嬉しい時は飛び跳ねて笑った
いま無表情でキーを打つ
私は変わってしまった
毎日泥だらけで帰った
秘密の場所は数え切れず
大人はきっと生まれたときから
大人なんだと思っていた
思い出せない記憶に
すがることが既に間違いなのか
綺麗なことだけ教わった
汚いものとは無関係だった
いま早足で電車に乗る
私は変わってしまった
戻れはしない記憶に
居続けようとする愚かな自分
私は変わってしまった
私は変わってしまった
私は変わってしまった
|
|
|