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夜街(やがい)
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作詞 夢本 |
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空中に浮かぶスタンドがバトンタッチ
光度が急激に落ちて
スピードを上げ走る車は寂しげに減ってゆく
辺りは暗いのにまだ開いているいつもの店
一日が24時間というのは誰かが勝手に決めた事だし
「12時間の方が都合が良い」と、いうのならば勝手にそう感じても悪くない
変えたばかりのスタンドがチカチカ
終わりの合図に点滅
もうこんなに日にちは経ったのかと振り返り
昨日は何をしていたのか、頭の中の日記でチェック
些末な毎日が下らなくて愕然と肩の荷が軽くなる
いっそ光と闇に挟まれて、丁度良いぐらいの負担を抱えてみたい
一日が24時間というのは誰かが勝手に決めた事だし
「48時間の方が都合が良い」と、いうのならば勝手にそう感じても悪くない
かたつむりみたいに布団から顔をはみ出して、なかなか外へ出れないが
窓はもう青ざめてる。また夜になるまで精一杯頑張ってみようかな
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