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ろうそく
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作詞 心菜 |
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あの道を通るたび
あの時交わした言葉が よみがえってくるから
そのたびに息苦しくて 胸が痛む
殺風景な公園のベンチも
時間つぶしに入った喫茶店も
何の目的もなく歩いたデパートも
冷やかすような周りの目も
そのすべてがあなたとの思い出だから
そのすべてがあなたのように思うから
今はすごく いとしく思う
手で顔を少し隠して笑うとこ
思ってることなんでも顔にでるとこ
妙に意地っ張りなとこ
でも泣き顔は決して見せないとこ
どの仕草もあなただから
思い出しては 切なくなるよ
もしも私が
あなたの不幸をすべて 幸せに変えることができたなら
何をしてでも 変えてみせるよ
その代償に
私が何を失おうとも 命を絶とうとも
あなたの記憶の新しいページに
私のそんなかっこいいとこが刻まれるのなら
本望だなぁ と思います
悪いとこばっかりな人間だから
最後くらいは 君の望みを叶えて
あいつにも良いとこあったんだな って思い出してほしいから
好きだからさ あなたのこと
心から 自分のことよりも ずっと
こんな私でも
あなたを少しでも幸せにできるのなら
それ以上 望む幸せなんてない
心穏やかで 温かくて
心に綺麗な光を刻ませたまま 消えていく
ちっぽけで小さな光だけれど
いつまでも心に残って落ち着けるような
そんなろうそくのような人に 私はなりたい
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