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BLACK
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作詞 from.K |
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銀月堕ちた 闇に熔けた
目隠し状態で歩む僕らにはさほど支障はない
くだらないネオンは衝撃で消え
足下を照らす蛍だけが人の道標
夜に朽ちた華は香しくてとてもキレイ
切り離された精神でもそれだけは解る
踏み潰されてもなお立ち上がるたくましさだけど
最期は儚くここにいたことさえ忘れられた
まだ汚れを知らないあの人は
止まぬ雨と共に叫び泣く
孤独には勝てない心を抱き締めて
いつかあなたも自分が誰なのか解らなくなるはず
あえて救いの手を差し延べない僕は初めて涙を知る
星も流れた 闇に喰われた
想像はしていたから恐さなど持たない
離さず保った魂も浮遊して
残り灯が消えるのも時間の問題
哀しみ絶望含んだ風は妙に心地良く
纏わり付かれるだけで生きてる気がした
いつもは吹かれることに苛立ちさえ覚えたのに
今日は自らこの風を欲しがっている
まだ果てを知らないあの人は
流れる現実に目を伏せる
大きく描いた夢が崩れ堕ちる音を聴きながら
ただただ涙で滲んだ路を歩いて行くだけ
あえて救いの声を掛けない僕は初めて心が痛んだ
銀月熔けた 星も喰われた
そして僕らはスベテを失って行く・・・
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