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19歳の或る日の雀荘
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作詞 Z−WINE |
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点箱のぞけば百点棒が五本 リーチすらもかけられねえ
ラス前俺は「跳び」寸前 これを和了らにゃパンクしちまう
九巡目 よしきたメンチン聴牌だ リーチかけられねえからダマテンだ
さあ出せ!ツモれ!
十巡目 出ない・・・・
十一巡目 出ない・・・・
親がリーチかけてきやがった!
頼む 出てくれ ツモってくれよ このままじゃオケラになっちまう
なんとしてもアガリたいんだよお
天に通じし俺の祈り
十三巡目に対面からこぼれ出た「九萬」
俺「ロン!メンチンイッツウドラ一で倍萬だ!」
敵A「・・・?」敵(親)B「・・・!」敵(対面)C「・・・はい一万六千点」
ふう なんとか取り戻したぜ これでパンクはなくなった
よしオーラスだ だいぶ負けたがそれでも跳ぶよりゃマシだ
ジャラジャラ・・・ジャラジャラ・・・
敵B「おい」俺「なんか」
敵B「さっきの「九蓮宝燈」じゃなかとか」
「へっ?・・・あっ」
「・・・・・・・・・・ああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ」
俺はその夜帰り道で 涙をこぼした。
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