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がたゆら
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作詞 Z−WINE |
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休日出勤
朝六時の薄闇
駅のホーム
まばらな人影
白い吐息 冷たい風
かじかんだ手 こすり合わせて
待つ電車
ベルが鳴る
乗り込んで
シートに腰おろし
がたりごとりと
走り出す
車窓(まど)からのぞく
朝霧の田園
まるで別世界
あそこへ駆け出したいな
さぞや気持ちよかろ
だけどちょっぴり
さぶかろな
そんなこと
つらつらと思いながら
いつの間にやら
うつらうつら
電車は
がたり
がたごとり
おいらを乗せて
がたごとり
おいらは
ゆらり
ゆらゆらり
いくさの場所まで
ゆらゆらり
束の間の
夢へと
ゆらゆらり
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