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年輪
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作詞 Z−WINE |
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(「悟」(さとり)という語(ことば)にて吾(われ)は小さきを知る)
過ぎ行く日々の中で足りない何かを
おぼろげに感じ始めていた
知らん顔で素通りするだけの大人達とは
違う大人になりたくて堪(たま)らなかった
生きる意味よくわからず求めているもの
手に入れられずもがき足掻(あが)いた
思い描いた理想とはかけ離れた現実に
次第に打ちのめされていった
青臭き頃振り返れば
忸怩(じくじ)たる思いに嘲笑(わら)う
世間のしがらみに纏(まと)わりつかれ疲れ果て
絶望の淵まで追い込まれ自(みずか)らを死へ誘(いざな)おうとした
あの日
守るべき人達に支えられて生きている事に気付かされ
様々な出来事の中で試行錯誤(しこうさくご)を繰り返して
生きていくのも満更(まんざら)悪くないと思えるようになった
現在(いま)
これからも
悩みながら苦しみながら悲しみながら
笑いながら楽しみながら喜びながら
この道を歩(あゆ)んでいく
この道を歩んでいく まだ旅の途中さ
この道を歩んでゆけ
ああ若人よ 今を生きる見知らぬ旅人よ
君 死に給(たま)うこと勿(なか)れ
決して死に給うこと勿れ
その苦しみも悲しみも
やがて思い出に変わるときが来る
やさしさに生まれ変わるときが
きっと来るから
この人生(みち)を
歩んでゆけ
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