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memory and now
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作詞 Z−WINE |
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白い夏 遠い記憶
いつか 君と
出かけた海
素足で砂浜を駈ける君
少女のような微笑と
灼けた肌が眩しくて
太陽のせいにして
目を逸らした
あの 夏の日
青春と呼べるものが
確かにそこには
横たわっていたんだ
やがて訪れる
すれ違い 繰り返す日々
いつしか心も
ため息を吐(つ)く
君のぬくもりが遠ざかっていった
あの日から暫くは
まるでぬけがらだった
空っぽの心を抱え
闇をさまよっていた
永遠に続くのかとさえ思われた
孤独(ひとり)の夜
だけど今は
笑顔で振り返れる遠い記憶
移ろう時の中で
出逢いと別離(わかれ)繰り返し
人は大人になっていく
生きる意味を悟っていく
青春の残像よ
去りし日の思い出よ
「thank you」
そして
「bye bye」
現在(いま)
隣で
微かな寝息をたてている
女(ひと)よ
その愛のかたちと
ためらわずに言える
我が子よ
このぬくもりだけは
何があっても
離しはしない
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