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今宵(こよい)はひとつ
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作詞 Z−WINE |
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(「おっと もうこんな時間かよ」)
悪戦苦闘を重ねつつ
溜(た)まった仕事にケリつけた
誰かの歌じゃないけれど
あとは焼酎(しょうちゅう)をあおるだけ
ため息ついて街歩(ゆ)けば
更(ふ)けてるはずの夜なのに
真昼間(まっぴるま)より眩(まぶ)しいぜ
ネオンがおいらを呼んでいる
ああ 今日の繰り返しを
生活と呼ぶのなら
偶(たま)には抜け出したくなるのが
「自明の理」(じめいのり)
今宵(こよい)はひとつ 寄り道して
中洲(なかす)へでも繰(く)り出そうか
ああ 日々の積み重ねが
人生と云うならば
時にははみだしたいと思うのも
人情よ
今宵はひとつ 思い切って
女と戯(たわむ)れてみようか
されど 悲しきこの習性(さが)よ
足は自(おの)ずと帰路(きろ)へと向かう
あいつの寝顔肴(さかな)にして
今宵はひとり 手酌酒(てじゃくざけ)
今宵もひとりで手酌酒
(「あーあ ったくよう」)
(「ふうーっ・・・・・」)
(「・・・・ま、いいか。」)
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