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ごみ箱
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作詞 きなこ餅 |
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寒い地面に 裸足で俺は立ってる
無理矢理に 暖かくないようにする
油断したら あの日が甦るから
あの日が
君の価値を どこに位置づけたのかな
馬鹿らしくて 今は忘れてしまったけど
あの頃は いったい何を信じてたのか
ふとした拍子に ぶつかって
溜め込んだそいつらが溢れて
抱え込んだ涙も溢れて
俺はどこまで 弱くなったんだ
重い手足の 足枷を捨てられずに
取捨選択を 間違えすぎてしまったよ
仕方なしに あの日を隠したのに
どうして
君を糧に 図々しく生きた俺が
求められると すぐに別れを贈ってしまったけど
馬鹿だなあ ”側にいて” それだけなのに
ひとつひとつ拾い また棄てる
降り止まない涙が濡らして
鳴き止まない嗚咽が流れて
俺はこんなに 弱くなったのか
懐かしいものたち 今は無い
広げては丸めて 放り込む
思い描いて消して 葬る
君でこんなに 埋め尽くされてた
今は過去に しんみり浸る俺が
必要だった 君は何処かで幸せを見つけたかな
馬鹿だなあ ”側にいて” 俺も願ってた
ただひとつ違ったのは 言葉に変えなかったこと
本当に、馬鹿だなあ
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