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唯一の大切な夢
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作詞 きなこ餅 |
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遠いあなたと繋がる電話は
今日を頑張ったあたしへのご褒美
いつもと変わらない暖かい声が
受話器の向こうから流れる
どうしようもない他愛無い話で
笑ってくれるあなたが大好き
会えない寂しさも 忘れるほど
愛が心を埋め尽くしてゆくから
またすぐに側に戻るって言ったね
それを信じて 今日ここまできた
挫けそうなときも 苦しいときも
その言葉があたしのお守り代わりで
空が朱く染まる頃に 電話
毎日あたしがかける方なのにね
いつもとどこか違うあなたの声が
受話器の向こうで嗚咽混じりに
時には報われないこともあるよ
でもねそれがあなたにとって大切な
価値ある宝石に 変わるから
だから涙を拭い今は笑っててほしい
もうすぐ暖かい春になるんだね
桜の舞う 並木道でまた
手を繋いで歩こう 眩しい明日へ
そんな小さなあたしの唯一の夢
どんな冬も溶かす大切な夢
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