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生きると言うこと
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作詞 human |
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「僕は生きている」 たぶんそう言ってる間に
また誰かの命が 静かに消えていった
「僕は生きている」 そう言って目をつぶると
いつでも死ねそうな気がして 目を開けてしまう
町を歩いてみた 人が人と人の間を渡り歩いている
彼らは生きたいと思っているのかな
でも死とは隣り合わせだ
次の瞬間 近くの誰かが死んだって仕方ない事なのさ
生きていく その終わりが死ぬことで
それをゴールだと言う人が居る
でも来世はやってくるんだね
だったら 生まれることと死ぬことは等価値で
繋がっていて
ゴールすることが スタートになってる
僕らが生きることなんて
まるで神が 僕らを放し飼いにして
疲れて歩けなくなった頃に また回収して 休ませて
全てリセットして また違う「世界」という柵の中に
僕らを いかせてくれているようだ
今度行く世界は どんな所だろう
せめて 今日の事は覚えておこう
でもそこには 「暦」も「言葉」も無いかも知れないね
だからね
今ある全ての物は たまたま自分が降り立ったこの世界に
同様に生まれた一つ一つの 「軌跡」という奇跡で
そうして存在している 僕の周りの全てと僕とで
この世界を作りたかったんだね
そんな世界を 見てみたかったんだね
そうだろう、神様。
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