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孤独の常態
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作詞 析木宫 |
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私ひとり
私ひとり
退屈な日々が続く毎日
周りの人は皆、幸せそうに
私ひとり
電気を消すのが怖い夜
闇に飲まれるような恐怖
白紙に浮かぶ小さな点
目立つのに見えないみたいで
言葉にしたい思いがある
だけど声にならずに消える
自信のある顔を作っても
心はただ沈黙に揺れる
私ひとり
鏡の中で愚痴を言う
大声で叫ぶ勇気があっても
静寂に怯え、口を閉ざす
孤独の影が目を覆い
絡まる糸のような心
ほどけず結び目も見えない
私ひとり
退屈な日々が続く毎日
周りの人は皆、幸せそうに
私ひとり
電気を消すのが怖い夜
闇に飲まれるような恐怖
白紙に浮かぶ小さな点
目立つのに見えないみたいで
言葉にしたい思いがある
だけど声にならずに消える
自信のある顔を作っても
心はただ沈黙に揺れる
聞こえる声
「どうしてそんなに臆病なの?
ネズミみたいに逃げるだけ
小さな穴に隠れている
何をするにも怯えてばかり
『ごめんなさい』だけが口癖」
私ひとり
想像の中で追われ続け
他人の目が私を縛る
閉じ込められた自分の中で
少しだけ楽になりたいと願う
矛盾だらけのこの世界で
手放せず、掴むこともできない
変わりたいけど変われなくて
あなたは言うだろう
「お前はバカだ」と
でも私は答える
「これが孤独の常態だ」と
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