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鵜呑み
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作詞 羈絏 |
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家事も気怠い
楽に成れる方法なんて在りゃしない
下手糞なりにするよりか
堂々巡りで丁度やれ
何時だって鼻に付く 癪に障る者だ
嬰れた事すら無いけど
口の篦は饒舌変わり得ないのね
可惜 斜めに傾いちゃってあら大変
火蓋を切って落とされるなんて嫌な噂だね
今は 暴ける気すらしないわ 烏滸がましい
啖呵を切られて切り返すの繰り返し
鵜呑みするなっていう話
藪から棒に蔓延った出来が
謀り事だって言うのは目に見える
態とらしい粗相を犯して
無知な奴程 胴間声を上げる
飯事は諄い
雑把啄んで出汁だけを吸っている
擦り傷を気にするよりか
別の濛気で丁度やれ
何処迄も腸が 煮えくり返る者だ
煮え湯を飲まされては
呂律を噛んで噛んで噛み砕いてた
白地 目に物見せてるんだ良い気味
鍋蓋閉じ忘れて泡が吹き出て阿房だね
未だ 齧り難い物全部 鵜呑みにして
酸鼻を極めて悔いているの繰り返し
覚束無いなっていう話
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