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end road
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作詞 空猫 |
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もう何時間寝ただろう?昨日とは違う朝日を
眩しくて目を細めながら 今日もお話が始まる
起承転結なんて僕の人生にオチも何もないけれど
ただ、そこら辺の紙芝居とは違うだろう
生まれた瞬間に 1ページを開いて今何ページ目だろう?
破れた記憶の中に 一人つっ立ったまま
今日も僕という人は 愛する人を思って
こんな苦しい、消えたくもなる 世界を生きているから
ある人は今笑って、君は今泣いてるのかも
ならば僕のつまらない話でも話そうか
面白くもないけど、夜中の闇をそっと照らす街灯の
ように いつまでもセットリストは続いていくだろう
スピーカーから鳴り止まないアルバムを さぁ流そう
賞味期限を忘れて カビが生えたパンを仕方なく
ゴミ箱の中に捨てる なんでも期限があって
終わりに向かって走る僕のストーリーは
誰が見ているのだろう?誰も見ていないとしたら
ベランダをよじ登って ここから飛び降りてみようかな?
そんな馬鹿げた事、考えてみたり
ただ笑顔の仮面を付けてる君の笑顔が似合わないだろう
素のままで笑っている 一番君が美しいだろう
どこにでも見かける 飲み物や建物
そんな日常で嫌になるほど見かける物が
明日の僕らを支えていく ストーリー
見間違いなんかじゃない 偶然でもない
この広いもう一つの世界で 一度すれ違った僕らが
結ばれて 何が起きるかわからない、だから下を見つめず
前を向いてみよう 今が嫌なんじゃなくて、明日も嫌に
なるぐらいなら 「明日こそきっと良いことあるさ」って
呪文みたいに言い聞かせて 誰も知らない作れない
いつか一人、その後は二人、何も見えない明日を
ただ、寝て待っていよう
人生のエンドロールには 君が一番大きく映るだろう
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