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月見ず月
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作詞 ATYA |
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ながい至福が恋しくなる
夢が醒めてしまった
ボクだけのタイムカプセルはおあずけ
泣きたくなる それでも前を向いて歩くしかない
どの黄金(たから)よりも
宝箱の中に入っていた眩しく輝る星
破れたガラスのように崩れてく
すべてを捨てて
この宇宙(そら)の街並みをずっと観ていたい
このまま醒めてほしくないとつぶやく
神様に頼めばどうにかなるなんて
誰が言ったの
そのチカラがない
ボクを 踏み滲んでく
突然君からのLINE 浮かび上がった
「さようなら」の一言
返信できないやるせない気持ちに被われた
ボクはなんのために現実(いま)を生きているのか
身体が悲鳴をあげても逃げられない
布団の中にこもる
目の前がなにも見えない
トンネルの中
突然ボクを光が包む 優しくて
暖かい光を放ちボクを照らす月
でもかくれんぼした
「また見れるように」と呟き眠りにつく
朝に変わる時 窓を開けて
見えていない月に「おはよう」という
すこし心が弾んだ
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