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朧月
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作詞 青央 |
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彼方の空ただ見上げた あの雲がすべてを塞いだ
あなたはただ微笑んで 別れを物語るように
手を振っていた もうじき見えなくて 見えなくて
ただ君を追いかける
おぼろげに思い出すは恋にしがみついた哀れな僕を
振り翳すように傾けられた小さな刃
そして左の胸を刺す君の姿だけ
新たな自分を創った 笑い声はもう届かないほど
奥底に深く沈められて 息もつかせないくらいに
水のそこから 君を見ていた 見続けていた
まだ君は霞んだまま
誘惑に彩られた花に降り注ぐは大粒の雨
明日になれば止むと言い放った君は
そういって自分に雨を降らせていた
もう二度と終幕を迎えることはないように生きて?
でもかけられた魔法をほどくのはいつになるの?
誘惑に彩られた花に降り注ぐは大粒の雨
明日になれば止むと言い放った君は
そういって自分に雨を降らせていた
おぼろげに思い出すは恋にしがみついた哀れな僕を
振り翳すように傾けられた小さな刃
そして左の胸を刺す君の姿だけ
霞んだ意識の中 見えた君の姿だけ
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