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次の朝へ
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作詞 NECURAP |
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次の日を待つ僕ら
偽物の陽の光でも 縋ってしまうのは
僕らがまだ未完成品で 弱いからなのだ
本物は知らないままに 塗り替えられる
僕らはきっと不良品の 似た者同士のネジさ
月も見えない ビルの雲に覆われ
不安な暗がり 蹲る君を連れ出して
朝を待つ僕らに この月は沈むだろうか
とめどなく溢れる 雑音に耐えられるだろうか
ほら気付けば寝ないまま 夜の縁を泳ぐ
光まで数分と知って尚 この目は見たがらない
狭い部屋に一人きり 歌って今日を終える
僕らはきっと夜行性で 今を生きるしかない
暗い帳に 誘われたようでも
街は光っては取り残す 僕らを
夜泳ぐこの日は 何てことない日常でも
この目には逃避行の1ページ目みたいで
喧騒が僕らを置いてけぼり
きっと要らないと言いたげな雑音
全部 全部 無視してさ
夜の暗さに慣れてしまおう
朝を待つ僕らも いずれこの闇に慣れてしまう
暗がりに溶け込んで
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