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夕刻
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作詞 笠間 温巳 |
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もうすぐ 今日が終わる
斜陽が 終わりを知らせる
まだ遊んでいたい 子供たちがほら
夕日に 手を振ってる
いいよな きっとそれくらい
今日が 楽しかったんだろう
そう思ってしまう 僕はいつの間に
大人に なってしまって
あんなに 嫌いだった
夕日が 今日はなんだか
違って 見えたような
気がする 気のせいかな
どうして 切なくなる
そんな毎日 哀しくもないのに
時計の針が 夜を跨いだ
きっと今日が 終わり始めたから
また明日も 同じように
哀しく 感じてしまうのかな
今まで 見えていたのに
気付かない ふりして逃げて
僕の弱さから 僕の未熟さから
だからこんな 嫌いなんだ
鮮やかに色付く 茜色に染まる
温かな街と 正反対に
くすんで見えている 僕の眼の夕焼け
それがずっと 消えないから
僕は…
どうして 切なくなる
そんな毎日 哀しくもないのに
あぁきっとそうか 離れるのが
寂しいくらい 今日を生きたから
いや違う きっと何も
出来なかったと 気付いたから…
もうすぐ 今日が終わる
何にも 変わらない今日が
また明日になったら 違って見えるように
願って 今日は休もう
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