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Dead Leaf
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作詞 笠間 温巳 |
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独りで過ごしてる 個室窓から
眺める景色は 変わらず
同じ風景を 映し出す
そこから見えている 大きなケヤキ
その新緑が 大好きで
毎年楽しみに していた
けど翌年は どうにも
見れそうにもなくて 少し
悲しいけれど それでも
ここまで 生きてこれたから
最期の最期に 寄り添う
景色がこれで ホント良かった
後悔など してはないけど
出来ることなら もう少し生きたい
人はどうして 欲深いのでしょう
最期になって 生きたいと願うとは
独りで眺めてる 窓の外から
冷たい風が 吹き抜ける
季節はもうすぐ 冬になる
けどいつもより 今年は
なんだか寂しく 感じて
きっと 分かっているから
それでもやっぱり 恐くて
毎年舞い散る 枯葉のように
私は 強くないから
枯葉はやがて 地面に落ちて
その生命(いのち)が 朽ち果ててしまっても
次の世代を 育てる土となる
もし私も そう出来るのならば
あの枯葉が 落ちたのならば
きっと私も 忘れられるでしょう
そんな悲しいことを 言わないでと
泣いてくれる あなたに逢えてよかった
後悔など してはないから
あの葉と共に 最期を迎えたい
人はどうして 欲深いのでしょう
きっとそれほど 幸せに生きたから
独りで過ごしてる 個室窓から
見えてる大きな ケヤキの
枝からそっと 枯葉が舞う…
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