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機械仕掛
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作詞 笠間 温巳 |
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このあまりに粗末で 薄汚れた
世界の何処かで 今日も誰かが
助けを求めて 泣き叫んでも
郷愁の彼方へと すり抜けていく
このあまりに惨めで 荒んでいる
公衆の最中 芽生えたモノは
誰かに告げても 言葉にしても
嘲笑の中で 踏み潰されていく
そうして生み出された この負の感情は
憎悪して 刃となって
誰でもいいから 傷付けたくて
妄想の間の中で 切り付けていく
自暴自棄の 成れの果ての姿
それが 支配している
もう嫌 こんな世界など
生きたくもないし 存在したくない
死にたい 死にたい 死にたい 死にたい
でもそんな勇気が
僕には無いことも そう知ってる
このあまりに卑しく 薄汚れた
世界にどうにも 馴染めなくて
真面目に生きても この手の中に
残されたのはただの ゴミ屑ばかり
そうして僕らの 思い描いた
未来という名の 夢や理想は
混沌の中で 邪険にされて
いつの間にか廃棄の 山の中へ
こんな舞台で 踊らされるほど
心は 折れちゃいない
もうこのまま Deus ex machina
投げやりの 切り札を
神様 こんな世界など
壊してしまって 全てを無くしてよ
お願い お願い お願い お願い
でもそんな不条理が
叶わないことは もう分かってる
終わらせられない のは分かってる
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