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彗星tail
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作詞 笠間 温巳 |
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一人の夜に 空を眺める
いつもと同じ 家までの道
少し冷たい 夜風に吹かれ
気付けばもうすぐ 今日が終わる
眠らない街 喧噪の中
あなたのいない 景色を眺め
思い出す度 胸が苦しい
明日はあなたの いなくなった日
あなたと過ごす いくつもの日々
忘れられずに 心の奥で
笑うあなたは 何も変わらず
あの時のまま 何故か切なく
もしも今でも 隣にいたなら
その手をギュッと 握り返して
離すことなく 二人でずっと
いられたはずが それも手遅れで
あの日から 止まった
時計の針は 未だ動かなくて
もういない あなたに
伝えたいことが 募ってく
Ah あなたの笑顔が
Ah あなたの温もりが
記憶に残っている 確かに残っている
全ての思い出が 永遠になってく
どんなに願っても
叶うことのない 彼方に
涙の尾をひく 一筋の星が
夜空を流れて 煌めきを放つ
その光に僕は 涙を流して
ねぇ
もう二度と あなたに
逢えないことは 分かっているから
もう一度 「逢いたい」
この願いだけは 永遠(とわ)に消えないで
Ah あなたの笑顔が
Ah あなたの温もりが
ここにはあったから 確かにあったから
全ての思い出よ どうか消えないで
Ah どんなに願っても 届くことのない
「逢いたい」
夜空を流れた 彗星の向こう
浮かんでは消える 笑顔を残して
きっとその果てで 輝いているから
一人の夜に 空を眺める
いつもと同じ 家までの道
忘れないから これからもずっと
遥か先まで 見つめてるよ
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