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真白-mashiro-
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作詞 笠間 温巳 |
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いつからだろう
綺麗なあなたに 気が付いたのは
その姿を 見る度に
少しだけ 胸が熱くなって
それだけなのに
僕の毎日が 少し色付いて
見えてたんだ だけどそれは
僕だけに かけられた魔法
こんな気持ちは 初めてだから
上手く 取り繕えなくて
偽りながら 強がっていた
恋だとも 知らずに
教室の片隅で咲いていた
あなたはまるで 白百合のよう
触れられないほど真っ白な
姿に 僕は見惚れてた
最初からずっと
心のどこかで 諦めていた
こんな僕じゃ あなたのこと
振り向かせられなかったから
自信がなくて 恐かったんだ
これ以上 離れてくのが
このままでいい なんて僕は
自分に言い聞かせて
きっとあなたの見ていた景色に
僕がいないこと は分かっていた
あまりに綺麗で真っ白な
あなたに 声もかけられず
今でもまだずっと 残っている
後悔しても もう遅いのに
どんなに願っても 届かない
儚いくらい白い この想いは
あの日少しでも勇気出せたなら
あなたとの距離は 変わっていたのかな
広げたままの真っ白な
キャンパスは 白いまま
もう会えないこと分かっているから
あなたのことが 忘れられない
どうかいつまでも真っ白な
あなたの ままでいてほしい
でも
あなたのおかげで真っ白な
世界が 少しだけ好きでした
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