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メモリーマフラー
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作詞 笠間 温巳 |
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ねぇ 嘘だと言ってよ
本当は 近くにいるんでしょ?
ただ 隠れていただけ
そう言って 目の前に現れてよ
嘘 分かっているけど
でもまだ 受け入れたくない
だって ついこの間まで
あんなに 近くにいたのに
急に いなくなるなんて
あまりに 突然で
あなたの 笑ってた
姿が瞳を閉じれば
こんなに 溢れてくるのに
あなたのいない街 風が吹き抜けてく
どこかいつもよりも 冷たく感じて
あなたの巻いていた マフラーにはずっと
匂いが染み込んで いるから
捨てられないよ…
きっとまだ 近くにいる気がするから
ねぇ 嘘だと言ってよ
何度も 問いかけてみる
けど 想いは儚く
吐く息 と共に消えてく
もう 分かっているから
あなたが ここにいないこと
でも あなたの記憶が
私を 離してくれない
淡い 粉雪のような
二人の メモリーが
この風 に吹かれて
飛ばされるなら
少しは 楽になれるのかな
あなたの巻いてた マフラーを巻いたら
まるで抱きしめられてるようで
なんでまだ こんなに優しいの
だから 忘れることが 出来なくて
あなたの温もりが 消えてはくれない
この温もりが 辛くて堪らない
ずっとそばにいた ずっといたかったから
だからもう少し このまま
泣いてもいいよね…
だってずっと あなたが好きだったから
ねぇ 嘘だと言ってよ
本当は 近くにいるんでしょ?
ねぇ 嘘でもいいから
私を 忘れないで…
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