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彼岸花
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作詞 笠間 温巳 |
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暑さも少し 落ち着いてきた
秋の気配が 街を流れる
ずっと待ち焦がれていた
季節のはずが 今は好きになれない
街を彩る オレンジの空
カナカナと鳴く 蜩の声
あなたの好きだった景色は
変わらないから 思い出が消えなくて
いつも一緒に いてくれた
あなたのいない この日々は
あまりに辛く 胸が
張り裂けそうで 思い溢れて
もう一度 あなたに逢いたい
この願いが 叶うのなら
もう他に 何もいらない
あなたがそばに
いてくれるだけでいいのに
失ってから 気付いたこと
後悔ばかり 自然と増えて
会えなくなってからなんて
人はどうして 愚かなのでしょう
きっと何にも 変わっていない
あなたがいない ただのそれだけ
でも私にはこの世界が
嫌いになる くらい大きなこと
二人でいつも よく来てた
あなたの好きな この場所に
来たらいつでも 思うの
きっと近くに いるような気が
もし一つ 願いが叶うなら
もう一度 逢えるのなら
もう少し だけでいいから
あなたのそばで
一緒に笑い合いたい
ここに咲く 凛と咲く花
風に吹かれ 紅く色付いて
それはまるで あなたのようで
もしあなたなら
それがあなたなら
いやきっと あなたなのでしょう
こんなにも 温かいから
だからきっと ずっとそばで
見守っている
そんな風に思えるの
また寂しく
なったら逢いに来るよ
あなたに 逢いに来るよ
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