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wonderful dream
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作詞 道の教徒乃了 |
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ため息つきながら 駅のホームに立って
暗い平行線を辿ってる
同じ線でも 僕とそれとじゃ
何ひとつ同じものはない
そしていつも通り 最終電車の
一番後ろに さっと乗って
誰もいないこと 確かめてから
また大きな息を吐いて座る
何もかも 思い通りにして
後回しにしてきたから
ここから動くのは難しいな
変わっていった世界を見ていた
僕も何かできるんじゃないか
そう思って 当たり障りのないこと探す
しばらくすると この変わった世界を
眺めていて気づいたんだ
世界に抗って 変わったのは僕なんだと
たまには気晴らしに 車を出してみる
でもまた同じ道辿ってる
隣には誰もいなくて 後ろにもいない
胸が痛んで 脇道にそれる
初めて通る道で 何かが変わると
思っちゃいけなかった
最後にすがりつく思いで 車をとめて
公園のブランコに腰かける
きっと 前にも後ろにも
もう引けないから
動き出す術を見つけたい
動き出した世界をただ見ながら
そして周りに流されながら
はぐれて 迷子にならないようにしていた
でも知らないうちに僕は
一人になっていった
また先のことから目を逸らしてばかり
変わっていった世界を見ていた
僕も何かできるんじゃないか
そう思って 初めて自分と向き合ってみる
しばらくすると この変わった世界を
眺めていて気づいたんだ
振り返りながらも 前に進めるんだと
まだ明るいうちに 電車に乗り込もう
その平行線を 見つめながら歩き出そう
きっとどこまでも 辿り歩いてゆける
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