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summer
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作詞 What sort of a book. |
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電車が来るのを待った
いつもと違う雰囲気纏って
記憶にない思い出を
現実にしたくて歩を進めて
音楽で想像する時のように
涼しい季節ではないけれど
今は熱気も少し楽しい
これから何を話そうか
綺麗な花模様、道が色めく
約束の場所 今はただ待とう
永遠にも感じる1秒を、ただ
群青、瑠璃から竜胆へ 空は色めく
約束の場所 あの空の向こう
キラキラ光る一等星が
目立たなくなるその時まで
一人、待っていたんだ
遠くない場所から聞こえる音
炸裂音は確かに何かを蝕んで
徐々に熱を失う身体
心の中は “ありえない” ばかりを想像して
大丈夫 大丈夫、
頭ではそう思っているけど、
「今はどこ?大丈夫?」
の言葉は何も連れてはこれなくて
どうすることも、出来なかった
ただ、覚えていることは
活気と切なさで満たした種が
すり切りいっぱいの思い出を抱えて
深く暗い空で、花を咲かせたこと
少し時間がかかったの
私は思うより賢いようで
普段の生活を送れている
ただ、想像より理解力はなくて
嘘なんじゃないかと思ってもいる
世界の何もが今まで通りなのが
そんな道理許してたまるもんか
隕石のような勢いで
彗星のような儚さで
行き場のない気持ちを抱えて
「じゃあね」くらい言って欲しかった
「じゃあね」なんて言わないで、何で、
こんな時に涙が出る私なら
幸せになれたのかな、なんて
電車が来るのを待った
いつもと違う雰囲気纏って
記憶にない思い出を
現実にしたくて歩を進めて
綺麗な花模様、道が色めく
約束の場所 今はただ待とう
永遠にも感じる1秒を、ただ
群青、瑠璃から竜胆へ 空は色めく
約束の場所 あの空の向こう
キラキラ光る一等星が
いつまでも目に残り続けて
それがあまりにも綺麗で
報われたような気持ちになって
なんだか少し、救われたんだ
だからいつまでも
私は待ち続けるのだろう
何度でも
私は空を眺めるのだろう
ただ、そこから先は
活気と切なさで満たした種が
すり切りいっぱいの思い出を抱えて
高く広い空で、花を咲かせた
ひどく煌めいて見えるその花は
肌を伝って、熱を伝えてくるようで
とても、美しかった
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