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想像の海
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作詞 What sort of a book. |
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東から走る渇いた風は
僕の劣等感を掻き立てる
獣のような衝動を抑えた
魔法の夜はもう終わる
空に浮かぶ白波
霧の黎明
浜に打ち上げられた
砂に塗れた藻屑は
まるで僕のようだった
僕にとってあなたは
居場所を飾りつける据え物
だってそうだろ
君は美しくなりすぎたから
相応の応報 親愛の悪化
弱さばかり目立ってさ
口を出た言葉波に飲まれた
想いを告げる 世界をあげる
どれだけ強く握っても
もうそこに形はないみたい
突然訪れた夕暮れは
今日の終わりを感じさせる
一等星はまだ見えない
居場所に気づけば音はない
ああそうだった
そんな世界にはなれたんだったな
相応の応報 親愛の悪化
弱さばかり目立ってさ
口を出た言葉波に飲まれた
想いを告げる 世界をあげる
どれだけ強く握っても
もうそこに形はないみたい
愉快な恋と 不快な愛に
世界を染めた証が
こびりつく心少しだけ
優しい夜風に晒されてよ
海の底は暗く煌めくよう
過去は鮮明な流れとともに
悪意を増して現れる
思わず上を見上げた僕は
まるで命乞いをするようだ
押し寄せる水の勢いについていけないから
人間でいることをやめたんだ
でもそんな僕だから
存在を証明できるから
相応の応報 親愛の悪化
希望を見せちゃダメだよ
沈ませた台詞君のためだから
想いを告げる 世界をあげる
飾りじゃなくてこれだけは
僕の手に届いたみたい
救いの声に 描いた海に
沈め隠してしまったら
もうそこに形はないみたい
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