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哭かない勇者
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作詞 天島 常理 |
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哭かない勇者
この掌から零れた光が
また一つもう一つ
弱った感情に蓋をする
夢だって希望だって
失えばもう取り戻せない
与えられた正義感でまた窮屈な
狭い道を転んでも進んでく
涙を堪え唇を噛み締め
心を貫いて捨て去って
勇気だけを身体に残して
走って喰らって眠ってまた走って
残酷な世界を流離って
劔を掲げて
愛を見つけてしまった
君の瞳を見つめて続けて
護り抜く力と勇気は有り余るほど
この両手には護れるだけの光だけを
今通り過ぎた風が
腥い悲しみを連れてきて
失った感情が芽生えだす
どれだけ無謀だって
勇ましい歩みは止めやしない
それでも眠りにつくときはいつだって
暗い闇に身を包んで夢を見る
刃を研ぎ環状線を駆け抜けて
この脆い心臓を捨て去って
世界中を護れば文句はないだろ
卑しくて弱くて野鯖っているお前ら
勇者の使命を盾にして
その身を護って
愛を見つけてしまった
君の瞳を見つめて続けて
護り抜く力と勇気は有り余るほど
この両手には護れるだけの光だけを
この人生に意味が
笑うことにも
少なからず意味があるのなら
何も切れないような鈍らで
先も見えぬような暗闇を
切り裂いて愛を抱え逃げてゆこう
愛を見つけてしまった
君の瞳を見つめて続けて
護り抜く力と勇気は有り余るほど
この両手には護れるだけの光だけを
涙を堪え唇を噛み締め
心を貫いて捨て去って
勇気だけを身体に残して
走って喰らって眠ってまた走って
残酷な世界を流離って
劔を掲げて
勇気を出して君を愛す
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