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氷哀亡奏途
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作詞 天島 常理 |
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氷哀亡奏途
星が輝く暗い部屋に忘れていた
とにかく苦しくて愛おしくて
この両手を差し伸べれば届くと
夢を見ていた月のような貴女に
深く深く眠りにつく夜はいつも
貴女と一緒に眠れるように
弾き語るよ誘う愛の歌を
貴女の影が重なる夕暮れの
帰り道は
笑みが絶えず
ただただ貴女だけを見ていたいから
貴女が好きだと云うこの曲をいつまでも
老い枯れても
弾き続けるから
ゆらゆらと揺れだした胸の奥
星空に放り出された心の欠片
委ねて願い続けて来た夢も
僕の夢の終わりも
何もかも振り出しから
人生も結局は
定めて歩ける道程か
少し風が吹けばいつの間にか落ちて
ピアノの奏方さえ忘れた
孤独のそれ以上の悲しみが降り注いでも
貴女が貴女がいればそれでいいから
震える手でピアノを弾くことも
声も出ない枯れた喉で歌っても
愛を込めることは忘れはしない
溢れ出る悲しみや憎しみも全て
飲み込んで貴女を愛すことを辞めはしない
崩れる身体で貴女を抱き締めて
何も出ない朽ちた身体で愛を込めて
想いを止めることは出来やしない
滲み出る涙や思い出を全て
この星空に撒き散らし貴女と二人で眺めるから
二度とは戻れやしない
後悔なんて要らない
今ある全てが僕の幸せだ
貴女にも伝わっているかな
奏でるピアノで輝ける
貴女を見ていたかった
星が輝く暗い部屋に忘れていた
とにかく苦しくて愛おしくて
この両手を差し伸べれば届くと
夢を見ていた月のような貴女に
深く深く眠りにつく夜はいつも
貴女と一緒に眠れるように
弾き語るよ誘う愛の歌を
貴女の影が重なる夕暮れの
帰り道は
笑みが絶えず
ただただ貴女だけを見ていたいから
貴女が好きだと云うこの曲をいつまでも
老い枯れても
弾き続けるから
いつまでも いつまでも 一途に
震える手でピアノを
絞り出した嗄れた歌声を
身体に染みる冬を乗り越えて
幾年も輝いて雲にも負けない
貴女にこのピアノの音色を
いつまでも いつまでも いつまでもずっと
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