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DEZERT
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作詞 天島 常理 |
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DEZERT
木々の色めきが
朝の陽のよって
深緑の輝きを
より一層強くするんだ
苦労ばかりの日々が
少しだけ
楽になったり
しなかったり
枯れないものだけが
この世を飾り付けるんだ
なんて戯言が
目の前にちらついて
鼻につくんだよ
もういっそ僕の内面からすべてを君に捧げて
あなたをなくならないものへと変えて
永久の残酷な世界に
残してやろうかな
透き通る水の潤いも
暖かな日の抱擁も
何もかもが
僕を拒んだとしても
希望の女神が
廃れた世界の景も風も
僕らを光の前へと押してくれる
愛のこもった
追い風になるから
ただ君が残した
一つの思いを
凍りついた世界に流し込んで
ただの一滴も残さず
飲み干して
焼け付いた僕の心に
一つの芽が咲くように
暖かな君との人生を
いつまでも見守るから
夏の青色が 急に素っ気なくて
まるで僕を嫌ってるようで より悲しく
崩れたものばかりで 周りが
見えなくなったり 暗くなったり
何故か急に君の笑顔が
飾り物になるなんて
いつまでも心の中で
暴れて へばりついて
涙が出るよな
それならもう
僕の全てを宇宙に捨てて
僕を真白な違うものへと変えてやろう
抱き合った感覚も君の匂いも全て
有り余る澄んだ空気も
煌めく君の視線も
何もかもが
ただの勘違いだとしたら
女神とか謳ってた
僕は一体どこに行けばいい
君が絶望の前で
歌い踊って
颯爽と僕の横を
甘い風が吹くから
重ねて重ね
映し出した
君の姿は
僕が好きになった
理想的な愛で
しょぼくれた心の支え
まだ諦め切れない馬鹿な
荒れ狂う砂原の 正体は
愛が穢れ変わり果てたナニカが
渦巻いて まとわりついて
鏡に映る僕の全てだった
あれから幾つもの日々を過ごしてきたろうか
後ろばかりを向いて あの日の悪夢を
断ち切れないまま
枯れないものだけが
この世を飾り付けるんだ
なんて戯言が
目の前にちらついて
鼻につくんだよ
もういっそ
僕の内面からすべてを君に捧げて
あなたをなくならないものへと変えて
永久の残酷な世界に残してやろうかな
透き通る水の潤いも
暖かな日の抱擁も
何もかもが
僕を拒んだとしても
希望の女神が
廃れた世界の景も風も
僕らを光の前へと押してくれる
愛のこもった
追い風になるから
ただ君が残した
一つの思いを
凍りついた世界に流し込んで
ただの一滴も残さず
飲み干して
焼け付いた僕の心に
一つの芽が咲くように
暖かな君との人生を
いつまでも見守るから
あの日走り通り過ぎた
あの君は
まるで僕から
逃げているような
そのまま永遠に
心が今に追いつけなくなった
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